ロメオ・イ・フリエタ

ロメオ・イ・フリエタ について
1873年に創設されて以来、ロメオ・イ・フリエタは世界で最も名の知られたキューバシガーのひとつで、これまでに2000以上のサイズを提供してきたビックブランドである。 現在でも40種類以上のサイズを生産し続けていて、各ビトラ別での最高級の名を冠しているシガーも少なくない。このブランドはテイスト、および品質の両面で特に秀でているのである。世界中からの需要に支えられてロメオ・イ・フリエタは多くのサイズと満足を提供してきたが、そのことが安定した品質を保障しているのであろう。 チャーチルサイズは(チューブ入りとチューブなしがある)、イギリスの元首相ウィンストン・チャーチルのために作られたといわれているが、彼は海外首脳との会談の際にこのシガーにあらかじめ針金を通しておき、落ちそうで落ちない灰を見て不安になった相手との交渉を優位に進めたと言われている。 あまりに多くのバリエーションが存在するため一言で説明することはできないが、何世紀にも渡って洗練された愛好家達の支持を受け続けたという事実だけでもこのブランドの素晴らしさを知ることができる。
ロメオ・イ・フリエタ Dianas


- リングゲージ: 52
- テースト: Earth
- 長さ: 145 mm / 5.71'
- サイズ: ダブル・ロビュスト
- ボディ: medium
これはただのシガーじゃない。まるで金色のタキシードに身を包んだロミオが、ハバナの舞踏会から颯爽と現れたかのよう。Dianasはロミオ・イ・フリエタの中でも最もゴージャスな「リネア・デ・オロ」のディーバ。145年の魅惑の歴史を祝うために誕生した逸品で、はっきり言って…私たちよりよっぽどいい歳の取り方をしてる。
まず見た目でKO。赤みがかったコロラドのラッパーは、まるで絹のような滑らかさ。四つ編みキャップはまるで上品な帽子のようにキマってる。火をつければ魔法がスタート。シダーの香りに、ほんのり甘い干し草、そして突然のブラウンシュガー、トーストココナッツ、ベーキングスパイスが五つ星レストランのデザートみたいに押し寄せる。マルサラワインのほのかなニュアンス、そしてラストにはシルクのスカーフに残った香水のようなハチミツの余韻。
燃焼?完璧。まるでカミソリのような一直線。ドロー?キメ台詞よりスムーズ。灰?タワーが建てられそうなほどしっかりしてる。
中盤からはちょっと情熱的に。ローストナッツ、モカ、フライパンで焼いた黒パン、シダーウッド、そしてクリーミーなバターのようなコク。さらにミントも登場—ガムみたいな派手さじゃなく、キューバの葉巻畑に吹くそよ風のような爽やかさ。
最後のサードはまさに大団円。アース、苔、ピーナッツ、ペッパー、香水、ローズウォーター、そして植物園まるごと勢揃い。華やかで、スパイシーで、最高にドラマチック。
少し早めに燃え尽きるのはご愛嬌—最大でも80分。でもスモークの量はすごいし、味の旅は一瞬一瞬が宝物。まるでクリーミーモカを飲んでたと思ったら、次の瞬間にはハバナの花市場を歩いてるような気分。
まとめるとこう:魅力たっぷり、キャラクター全開のシガー。もし葉巻が人間だったら、金の腕時計、仕立ての良いスーツ、そして抜群のユーモアを持ってる、そんなヤツだ。